リズムゲームでの指の使い方

どのような指使いでプレイするといいかは、結論を先に言ってしまうと好みです。それぞれ一長一短があるので、使い分けられるのがベストかもしれません。まずは運指ごとの特徴を理解し、自分に合ったものから練習してみましょう。

代表的な指使いの特徴

運指スタイルは、次の4種類がメジャーです。

スマホを持って親指 スマホを置いて人差し指
スマホを置いて複数指 タブレットでプレイ

どのスタイルにも長所と短所があります。以下で詳しく見ていきましょう。

スマホを持って親指

おそらくもっともメジャーな指使いです。場所を選ばず、安定した遊び心地でプレイできます。ただ、スマホを掴んでいるため、自由に動くのは親指だけです。親指をゆっくり動かしているとなかなか上達しないので、忙しい譜面では親指をキビキビ動かすことを意識すると対応しやすくなるでしょう。

長所

・スマホを置く必要がないので「寝ながら」「電車に乗りながら」など場所を選ばず遊べる
・スマホがずれないので、安定感がありスライドやフリックがやりやすい
・自由な姿勢でできるので疲れにくい

短所

・難しい譜面では親指を速く動かす必要があり、慣れが必要
・大きいスマホでスライドが逆サイドまで行くと押し続けるのがつらい
・階段状に並んだ高速タップに弱い

特に非利き手の側に偏ると難しい

動画

スマホを置いて人差し指

テーブルなどに置き、人差し指でプレイします。親指プレイでは手でスマホを掴んでいますが、こちらは手がフリーなので自由に動かしやすいという特徴があります。ただ、指は同じく一本なので難しい譜面で忙しくなってしまう点はあまり変わりません。また、フリックなどの勢いでスマホがズレないよう対策する必要があります

長所

指を動かしやすい

短所

・スライドやフリックでスマホがずれるので、滑り止めなどの対策が必要
・難しい譜面では指を速く動かす必要があり、慣れが必要
・階段状に並んだ高速タップに弱い
・姿勢が固定されるので長時間プレイで疲れやすい

動画

スマホを置いて複数指

指をたくさん使うことで、複雑な譜面にも対応しやすくなります。人差し指だけのスタイルから一歩進みたくなったら練習してみましょう。もちろん最初からこの方法で練習しても構いません。「左右2本ずつの計4本」「左右3本ずつの6本」がおもな選択肢です。6本の方が対応力が上がりますが、スマホのサイズによっては窮屈かもしれません。

長所

複雑な譜面への対応力が高い

短所

・慣れるまでは混乱しやすい
・スライドや連続フリックのあと指配置が崩れやすい
・スライドやフリックでスマホがずれるので、滑り止めなどの対策が必要
・姿勢が固定されるので長時間プレイで疲れやすい

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タブレットでプレイ

タブレットはスマホに比べて圧倒的に大きいため、タップできる場所も大きくなります。それだけ押しミスが起きにくく、快適にプレイ可能です。リズムゲームの遊びやすさで考えれば一番かもしれません。ただ、外出先などでのプレイはしにくくなるでしょう。

長所

・タップ判定が大きくなりプレイしやすい

短所

・外出先で遊びにくい
・姿勢が固定されるので長時間プレイで疲れやすい
・スライドやフリックでずれるので、滑り止めなどの対策が必要

いろいろな指使いができると有利

指使いは、ひとつに絞る必要はありません。それぞれに得手不得手がある以上、最終的にはケースバイケースで使い分けられるようになった方がいいでしょう。

ちなみに筆者は、日常的には親指でプレイしていますが「難しい譜面をプレイするとき」「フルコンやハイスコアを狙うとき」には6本指に変えています。スライドやフリックの多い「Good-Sleep,Baby♡」「STANDING ALIVE」「Angelic Parade♪」などは親指の方が安定するので、ハイスコアを狙う時にも親指です。

指使いは非常に個人差が大きいので、自分好みに調整していきましょう。